求人情報のヒントを探る
自分が相手になにを言ったかではなく、いったい、相手になにがどう伝わったのか。
ここをきちんと押さえておきたい。
社外価値を高めるための要素の2つめは、「成果」である。
有名な面接ジョークにこんなものがある。
「あなたはいったいどんなことができますか?」「はい、部長ができます」「ちょっと漠然としていますね。
具体的には、どんな部長ができるのですか?」「すばらしい部長ができます」まるで落語のような話である。
「あなたはなにができますか?」という質問は、転職での質問では必ずと言っていいほど訊かれるものだ。
そのとき、あなたならどう答えるだろうか。
「私はこんな資格を持っています」「こんな能力があります」これでは、面接する側にとっては不十分であり、不満足である。
重要なポイントは、「私はこれこういうことを成し遂げました」という、成果としての事実を伝えること。
これに尽きる。
「できます」というのは保有能力なのだ。
いくらすばらしい潜在能力でも、発揮されなくては宝の持ち腐れである。
そう、「やりました」こそ、発揮能力ではないか。
会社で重要視されるのは保有能力ではなく、発揮能力である。
発揮した結果、すなわち、成果こそがすべてなのである。
大細フ保有能力は評価されない。
発揮能力(=成果)こそがものを言う。
社外価値を高める要素の3つめは、「人間的能力」である。
仕事の能力はスキルだが、人間的能力はマインドである。
仕事の能力は手足の能力だが、人間的能力は心と頭の能力である。
すなわち、人間性、人格、人徳である。
仕事の能力だけに優れた人を「できる人」と呼ぶが、人間的能力に優れた人は「できた人」である。
できる、できた人。
ベストであることは言うまでもない。
さて、マネジメントをする中で、私はコンサルタントを活用してきた。
アメリカの代表的な会社だが、かなりの高額を支払った。
それこそ、軽く、億の桁になるほどの金額である。
実際、世界的に有名な某コンサルタント会社の元幹部と話をしたとき、「事後評価すると、本当にクライアントの役に立ったコンサルティングは2割程度だろう」と。
告白していた。
彼らを使った立場から見ても、そんなものだと思う。
なぜ、コンサルタントが役に立たないか。
みごとな理論体系の下、きちんと現状分析も行い、問題解決法も提案してくる。
そのレポートやプレゼンテーション(英語と日本語の両方)には、感動のあまり涙さえ出てくるほどなのだ。
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